関市役所商工課
子どものための安心できる第3の居場所をつくり、さらに子どもが社会とつながれる新しいサービスの提供
子どもの日中預かり・寺子屋「おもちの木」を運営中。生きてるだけで素晴らしいを経営理念とし、子どもが自分のことを好きになり自信をもって自己表現ができるようになることを目指している。
<新たに始める事業について>
・主な活動は、学生をターゲットとしたフリースクールや託児所のような子どもの居場所づくり
・子どもから大人すべての地域の方が「おもちの木」に親しみやすいように、駄菓子屋を開く。駄菓子屋での小さな会話から信頼関係を築き、身近な存在になる。
・子育て世代を対象とした相談室の運営を行う。子育て経験者が顔を明かさず話を聞き、必要に応じて専門機関へつなぐ。また、相談者も顔を見えないようにし完全匿名で相談ができることで気軽に利用できる。
・人材マッチングサービスの運営。地元の企業と地元の学生をターゲットにし、中学生や高校生のうちから職場見学や職業体験を行うことで、自分に合った仕事を知ることができる。企業は、職場体験に来た学生に対して就職のオファーをすることができる。働き出す前に、お互いのことを知れることで、就職後の早期退職を減らすことができる。
・ハンドメイド作品販売店の運営。販売者は学生又は精神病や引きこもりなど何らかの理由で働きに出れない人を対象とする。また、オンラインでなく店舗販売にすることで、働く場を提供するとともに、リハビリとして少しずつ社会に出る訓練を行う場所とする。
【駄菓子屋】
子どもが気軽に来れるようにすることを目的にし、子どもたちと仲良くなりスタッフとの信頼関係を築いていく。そのために、「おもちの木」の家だけでなくマルシェやイベントでも移動式駄菓子屋を行いスタッフの顔を知ってもらう。仕入れは、売れ行きを見ながらスタッフが問屋に買いに行く。利益は求めないが赤字にならないよう原価を下回らないような値段設定にする。
【ハンドメイド販売】
自分でお金を稼ぐ経験をし生きる力を身に着けることを目的としている。販売するものは「おもちの木」の利用者が主となり考える。需要と供給について実際に目で見て経験していくことで学ぶ。店舗販売のみにすることで、働く場の提供とともに、精神疾患や病気等の理由で長時間勤務が難しい人や引きこもりの採用も積極的に行い社会復帰施設としても活動していく。
作品を販売したいハンドメイド作家から委託料をいただくことで安定した収入を得る。
【人材マッチングサービス】
関市在住の若者と関の企業を結ぶサービス。若者の就職先の確保と企業の衰退を防ぐ目的で運営していく。連携した企業にはおもちの木利用者の見学や職場体験を受け入れていただく。子どもの頃から関市の企業を知りつながりをつくっておくことで、就活時期になったときに興味を持たせる。また連携してくださっている企業は、就活する学生に就職のオファーをすることができる。連携企業から登録金をいただくことで運営していく。